ホスファチジルセリンというのは脳や神経組織に多く含まれ、リン脂質の一種で、ヒトの脳の全リン脂質の約18%を占めます。脳に関係ある成分であり、頭が良くなるのなら積極的に摂りたいと思ってしまいます。
ホスファチジルセリンは血液凝固反応で働くことが知られ、さまざまな生理機能に関与しています。大豆を原料とした高純度の植物性ホスファチジルセリンを作り出すことが可能になった後はサプリの原料として活用されているそうです。
これらは加齢による認知機能の低下や記憶障害、アルツハイマー病に対して、有効性が示されているそうです。ホスファチジルセリンの投与で認知機能および評価スコア全般が改善されたという事例があり、高齢者の注意力、覚醒、言葉の流暢さ、記憶の改善などが認められています。一方で過剰摂取だと減弱して16週以上の摂取で症状を抑える効果がなくなるそうです。