アスタキサンチン

色素成分であるカロテノイドの一種であり、エビやカニ、タイ等の体表や鮭の身の赤い色のもとになっています。抗酸化力が強く、紫外線や酸化から細胞を守ると考えられています。代表的な抗酸化ビタミンであるビタミンEの約550~1000倍に相当するとも言われています。大量生産が可能になった事で、アスタキサンチン配合のサプリメントやドリンク、化粧品などの商品化が広まってきています。

また、その一方でアスタキサンチンの健康活用に向けて研究も行われています。抗炎症、動脈硬化抑制、ストレス抑制、糖尿病予防、発がん抑制、目・脳・肝臓・筋肉・精子・皮膚の機能を高める、免疫の賦活などが徐々に明らかになってきており、とりわけ眼精疲労の軽減、糖尿病の合併症である糖尿病腎症の軽減に注目が集まっているようです。今後、サプリメントにおける効能の有効性・安全性にも着目したいところです。食品からの摂取量内であれば安全と言えますが、サプリメントや化粧品などの塗布使用で安全とは言い切れません。妊娠授乳期の方は安易に使用する事は控え、必要であればかかりつけの医師に相談する方が得策と言えるでしょう。